・PancakeSwapってどうやって始めるの?
・DeFiってなんだか難しそう。
・初心者なので分かりやすく教えて欲しい。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- PancakeSwapとは?
- Pancakeswapの始め方
- PancakeSwapの使い方
結論から言うと、DeFiを始めるならPancakeSwapから始めるのがベストです。
なぜならユーザー数は1000万人を超えていて、日本語対応もしているので初心者でも安心して使えるから。
この記事を読めば誰でもPancakeSwapの使い方が分かって、DeFiやNFTゲームも始められるようになりますよ。
初心者の方にもなるべく分かりやすく解説したので、ぜひ参考にしてみてください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?
PancakeSwapとはざっくり以下の通りです。
- BSC(バイナンス スマートチェーン)上のDEXの一つ
- 通貨の交換(スワップ)や運用ができる
- 取引手数料が安く、使いやすい
一つずつ解説していきます。
BSC(バイナンス スマートチェーン)上のDEX(分散型取引所)の一つ
PancakeSwapはバイナンススマートチェーン上に作られたDEX(分散型取引所)の一つです。
バイナンススマートチェーンとは
海外大手取引所のバイナンスが開発したブロックチェーン
DEXとは
銀行のような中央がなく、プログラムによって直接取引ができるところ。
反対は、コインチェックやバイナンスなどはCEX(中央集権取引所)
CEX(中央集権取引所)とは違って、身分証明などの本人確認が不要です。
MetaMaskなどの仮想通貨ウォレットを繋げれば、誰でも簡単に取引が始められます。
通貨の交換(スワップ)や運用ができる
PancakeSwap(パンケーキスワップ)では、以下のサービスが利用できます。
- 仮想通貨を交換する(スワップ)
- ペアの仮想通貨を預けて$CAKEをもらう(ファーミング)
- 仮想通貨を預けて報酬をもらう(ステーキング)
$CAKEとはPacakeSwapが発行している基軸通貨で、アメリカでいうドルのようなもの。
いろんな種類の仮想通貨の交換はもちろん、$CAKEを中心に運用して稼ぐことができます。
取引手数料が安く、使いやすい
PancakeSwapは他のイーサリアム系のDEXであるUniSwapなどに比べて、手数料が安いのがうれしいところ。
UniSwapが混雑してる時は数千円かかるのに対して、PancakeSwapはいつでも数十円で収まります。
またサイトもポップで見やすく、UIもはっきりしていて使いやすいため初心者の方でも安心して使えます。
日本語対応してるのもいーね!
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
PancakeSwapを始めるのは以下の6ステップです。
- 国内取引所でビットコインを買う
- バイナンスにビットコインを送金する
- バイナンスでビットコインをBNBに交換する
- メタマスクをインストールする
- バイナンスからメタマスクにBNBを送金する
- PancakeSwapとメタマスクを接続する
①国内取引所でビットコインを買う
まずは国内取引所でビットコインを購入します。
まだ国内取引所の口座開設ができていない人は、コインチェックがおすすめ。
9月いっぱいまで開設して1円以上入金すれば、1500円分のビットコインがもらえます。
キャンペーンはいつ終了するかわからないので、この機会に開設しておきましょう。
口座開設とビットコインの買い方は下記の記事を参考にしてください。
②バイナンスにビットコインを送金する
つづいてコインチェックで購入したビットコインをバイナンスに送金します。
バイナンスは海外の仮想通貨取引所になります。バイナンススマートチェーンの開発元でもあるので、必ず必要になってきます。
まだ口座開設してない方は下記を参考にしてください。
③バイナンスでビットコインをBNBを交換する
バイナンスに送金したビットコインをBNBに交換します。
BNBはバイナンススマートチェーンのガス代に使用するので、まず最初に送らなければいけません。
④メタマスクをインストールする
メタマスクとは仮想通貨用のウォレットです。ウォレットを用意しないと、DeFiやNFTゲームのサービスに接続することができません。
MetaMaskのインストールから送金までは下記を参考にどうぞ。
⑤バイナンスからメタマスクに送金する
次に交換したBNBをメタマスクに送金します。
送金先を間違えるとさいあく資金は消えますので、ここは慎重にいきましょう。
PancakeSwapとメタマスクを接続する
最後にPancakeSwapとメタマスクを接続します。これで準備が整いました。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の使い方
PancakeSwapでは以下のサービスが使えます。
- 仮想通貨を交換する(スワップ)
- ペアの仮想通貨を預けて$CAKEをもらう(ファーミング)
- 仮想通貨を預けて報酬をもらう(ステーキング)
一つずつやっていきましょう。
仮想通貨を交換する(スワップ)
まずは一番基本となる仮想通貨の交換(スワップ)です。
今回はBNBをCAKEに交換します。
②のファーミングで使うため、半分交換していきましょう。
まずは左上の「Trade」から「Swap」を選択。
上の通貨がBNBになっていることを確認し、下の通貨のタブをクリック
検索に「CAKE」と打ち込むと、何種類か出てくるので「Pancakeswap Token」のを選択
似たような通貨が何種類もあるから注意!
交換したいBNBの数量を入力。
今回はだいたい半分くらいになるように交換します。
入力したら「Swap」をクリック
「Comfirm Swap」をクリック
ガス代が積まれた合計が表示されます。よければ「確認」をクリック。
ガス代とは
ブロックチェーンの処理を通すための手数料。
よく高速道路の通行料金に例えられる。
これで交換は完了しました。ただそのままメタマスクを見てもトークンは表示されません。
「Add CAKE to Metamask」をクリックして、メタマスクにCAKEを表示させましょう。
「トークンを追加」をクリック。しっかり反映されています。
ペアの仮想通貨を預けて$CAKEをもらう(ファーミング)
ファーミングでは2種類の通貨をペアで預けて、報酬としてCAKEがもらえます。
これを「流動性の提供」といい、初心者の方は理解に苦しむと思います。
ワタシも全然わからなかった。。
要は自分の持っている通貨をPancakeSwapという大きなプールに入れることで、みんながその通貨を使えるようにすることです。
その報酬としてCAKEなどの仮想通貨がもらえるわけです。
自分の微々たる通貨でも意味あるのかと思われるかもですが、色んな人の手によって支えられて成り立っています。
ちなみに
よく出てくるLiquidity(リクイディティ)とは、流動性という意味で、
Stake LPなどのLPはLiquidity Provider(リクイディティ・プロバイダー)は流動性提供者という意味です。
いろんなペアの通貨が預けられ、それぞれ年利に違いがあります。
今回は「CAKE-BNB」のペアを預けていきます。
「CAKE-BNB」のプルダウンメニューから「Enable」をクリック。
つづいて「Stake LP」をクリック。
ここでLPを預け入れたいんですが、新しく作らなければいけません。
一番下の「Get CAKE-BNB LP」をクリックします。
通貨を選択して「Add Liquidity」をクリック。
同量になるように数量を合わせて「Enable CAKE」→「Supply」をクリック。
BNBはガス代になるので必ず少しは残すようにしましょう。
「Confirm Supply」をクリックして、メタマスクの承認を許可します。
閉じる前に「Add Cake-LP to Metamask」とクリックして、メタマスクにLPトークンを表示させるようにしましょう。
無事LPトークンが追加されました。
LPトークンとは?
LPトークンとは、ペアの通貨を預けたときの預かり証のようなものです。
預かり証をさらに運用していくイメージです。
再度「Stake LP」から預ける数量を決めて「Confirm」をクリック。
これでファーミングは完了です!
ファーミングを解除する方法
ここでファーミングを解除する方法も解説しておきます。
意外とファーミングを解除する場所がわかりにくくてこずります。
まず「Trade」タブの「Liquidity」を選択します。
組んでいるLPを展開して、「Remove」をクリック。
解除したい数量を入力して「Remove」をクリック。
「Confirm」をクリックすれば、解除成功です。
仮想通貨を預けて報酬をもらう(ステーキング)
最後に仮想通貨を預けて報酬をもらうステーキングのやり方です。
ここではもっともメジャーな、CAKEを預けてCAKEをもらう方法をやっていきます。
CAKEを預けるのは2種類の方法があります。
Flexble(フレキシブル)・・・いつでも引き出せるけど、報酬は少なめ。
Locked(ロック)・・・一定期間CAKEを引き出せない。期間によって報酬がアップする。
今回はより報酬の期待できるLockedで預けていきたいと思います。
左上の「Earn」の中の「Pools」をクリックします。
Stake CAKEのプルダウンメニューを開き「Enable」をクリックして、接続を許可していきます。
「Flexible」か「Locked」を選択します。(今回はLockedをやっていきます)
預けたい数量を入力して、期間を選びます。
期間は1週間から1年まで選べます。1年間預けると、年利80%近くまでアップします。(2022年8月現在)
100万預けたら、1年後は180万になるってこと!
もちろん預ける人が増えていくと年利は下がりますし、CAKEの価格変動もあるのでリスクは十分考えなければいけません。
内容が良ければ、「Confirm」をクリック。
ここで許可を出すと、CAKEは期間内引き出せなくなります。
ガチホするなら1年でもありですが、お試しで短い期間から始めることもおすすめです。
これで自動的にCAKEを複利運用してくれます。たまにのぞいて、どれだけ増えてるか楽しみましょう。
まとめ
以上PancakeSwapの始め方・使い方を解説してきました。
PancakeSwapはDeFiの基本中の基本が詰まっています。
逆に言うとPancakeSwapが使えるようになれば、他のブロックチェーンのDEXもベースは同じなので触れるようになるはずです。
最短で使い方を覚えるには、まずは触ってみることが一番。少額でもいいので、運用してみましょう。
DeFiの魅力に取り憑かれること間違いなしです。